WiMAXプロバイダへの乗り換えで失敗しないために気をつけるべき3つのポイント

業界最安値を誇っているWiMAXは、乗り換えることで多くのメリットが得られます。

最大のメリットは、持ち運びができるために、場所に関係なくWiMAX回線を利用できるところでしょう。

今回は、これからWiMAXプロバイダへの乗り換えを検討している方に向けて、失敗しないために気をつけるべき3つのポイントを解説します。

WiMAXへ乗り換えるときの3つの注意点

WiMAXは原則3年間の契約となるため、利用しはじめてから後悔するのは避けたいところです。WiMAXへこれから乗り換えるにあたり、以下の注意点を押さえておきましょう。

1. 障害物に弱いためメインで使う場所は問題ないか要チェック

WiMAXは非常にコンパクトな端末であるため、簡単に持ち運びができ、どこでもWiMAX回線に接続できるところが大きな魅力です。また、ほかのモバイルルーターと比較して抜群な高速通信も見逃せないポイントでしょう。

ですが、どこでも接続できるとはいえ、常にこの高速通信を発揮できるわけではありません。WiMAXの回線は障害物に弱いため、別の部屋に置きっぱなしにしたり、地下室での利用を試みたりすると、通信速度は著しく低下します。そのため、自宅で使う場合でも常に自分の近くに置く必要があります。

また、地下室での利用には向いていないため、地下での利用が多くなることが予測される場合は、注意しましょう。

このほかにも、厳重な防音仕様となっているマンションや、窓がまったくないような部屋でも利用が難しいです。

2. 自分が使おうとしているエリアが対応しているか要チェック

WiMAXを利用すれば外出先でも手軽にWiMAX回線へ接続できますが、日本中どこへ行っても使えるというわけでもありません。

昨今では全国的に幅広く展開されているため、多くの地域で利用できるようにはなってきていますが、それでも電波が入らないエリアは存在します。特に、山に囲まれている地域や、離島では利用できません。

自分が利用する地域が対応しているエリアかどうかは、WiMAXプロバイダを提供している企業のサイトで確認できます。[注1]

[注1]UQ Communications:WiMAX(ルーター)のサービスエリア

3. どこのWiMAXプロバイダに乗り換えてもよいわけではない

WiMAXのプロバイダにはいくつかの種類がありますが、選び方次第で得することもあれば大きく損をすることもあります。特に公式のUQ WiMAXは高額なサービスであるため、注意が必要です。どこのプロバイダと契約しても速度に違いはないため、契約事項はよく吟味しましょう。

失敗しないために特に気をつけたいのは、年間で実際にかかる費用とキャッシュバックの金額です。キャッシュバックの金額を高くして、利用料金を安く見せかけている場合があります。この場合、一見しただけでは安く見えるものの、実際は付帯されているサービスの料金が多く、実際にかかる金額はほかのプロバイダよりも高くなります。

また、解約金についてもチェックしておきましょう。金額が大きいと、何かがあったときのリスクは大きいです。見かけだけの安さに振り回されず、もっともお得なWiMAXプロバイダを選びましょう。

WiMAXへ乗り換えるべき3つのタイミング

カフェでパソコンを操作する男性

これから出張が増える会社員、カフェやファミレスで課題を済ませたい学生など、外出先で場所を問わずにWiMAX回線を利用することが多くなるのであれば、乗り換えがおすすめです。

このようなシチュエーションだけに限らず、WiMAXへの乗り換えに相応しいタイミングがありますのでご紹介します。

1. 利用料金や速度制限など他社のサービスに満足していない場合

今使っているサービスに満足していないのなら、そのまま我慢して使い続けるよりも、WiMAXプロバイダへの乗り換えがおすすめです。WiMAXは自分に合った速度制限を選ぶことで、優れたコストパフォーマンスを発揮できます。

また、仮に速度制限にかかったとしても、他社のサービスよりも速めの速度で利用できます。

2. これから引越しをする場合

引越しする場合、これまで使っていたインターネット回線から乗り換える必要があります。

同じプロバイダを利用してもよいですが、これを機にWiMAXプロバイダに乗り換えてみてもよいでしょう。利用料金を普段気にかけていない場合、見直してみるよい機会です。

WiMAXには速度制限があるので、頻度によって相応しいプランを選ぶことにより、最適な料金で利用できます。

3. 現在使用しているプロバイダの契約が切れたとき

WiMAXプロバイダをはじめとしたモバイルデータ通信サービスの多くは、契約期間が設けられています。この契約期間が過ぎると、利用料金が高くなることがあります。

契約期間が過ぎれば違約金も発生しないため、現在の利用状況を見直してよりお得なプランへの乗り換えを検討しましょう。

WiMAXへの乗り換え手順

WiMAXへの乗り換えにはいくつかの選択肢があるため、失敗しない手順を押さえておくことをおすすめします。

  • 手順1 契約するプランを決定する
  • 手順2 使用する機種(ルーター)を決定する
  • 手順3 契約するプロバイダを決定する
  • 手順4 公式サイトを通して契約を申し込む

プランやルーター、プロバイダを選ぶ際は、一見しただけの利用料金で決めずに最適なものを選択しましょう。

また、公式サイトを介して契約を申し込むのも重要なポイントです。家電量販店などでは独自の割引などを謳っていることもありますが、その分利用料金がカサ増しされており、実際はそこまでお得でない場合があります。

ポイントを押さえてWiMAXプロバイダへの乗り換えを成功させましょう

WiMAXプロバイダへ乗り換えするにあたり、失敗しないポイントを押さえておかなければ、後悔してしまいます。契約期間が設けられているため、違約金のことを考えると2、3年は我慢して使い続けなければなりません。

そうならないためにも最適な利用料金を見定めて、乗り換えを成功させましょう。