Bluetoothアダプタというのは、パソコンやタブレットなどに取り付けて、Bluetooth無線接続機能を使うための商品で、ノートパソコンなどにUSBで接続し、マウスやキーボード、イヤホンなどとペアリングして機器と機器と繋ぐために使用します。
また、ゲーム機や音楽を聴くための機器に接続できる規格に対応したものもあり、様々なシーンで活躍できるでしょう。
今回は、このBluetoothアダプタについてご紹介していきます!
Bluetoothアダプタの選び方
規格で選ぶ
BluetoothアダプタはUSB規格やBluetooth規格のバージョン、電波の通信距離を表すclassによって機能面の充実度が変わってきます。
転送速度や数値が大きいほど優れていますが、最新の規格が流通されているとは限らず、使用が制限されてしまうので、パソコンやスマホ、イヤホン、マウスなど身近にあるものをBluetooth接続したい場合は最大到達距離100mのclass1の機能を備えている必要はない場合もあり、どの機器に接続するかなどの用途に合わせて規格を選ぶ必要があるでしょう。
プロファイルを確認
Bluetooth規格のバージョンによって、さらに細かい機能であるプロファイルという機能が異なってきます。
具体的にご紹介しますと、バージョン3.0以前のプロファイルには8つの機能があり、音楽を聴く、再生するなどの用途に問題はないのですが、現在様々な場面使われているBluetoothを使ったデザリングやプリンターへのデータ転送機能などはついていません。
バージョン4.0以降のプロファイルには、データ送信などの機能を含めた14個の機能が追加されていますので、求めている機能に対応してプロファイルかどうかをチェックする必要があるでしょう。
OSをチェックする
パソコンにBluetoothアダプタを接続させたい場合は、パソコンのOSにBluetoothアダプタが対応しているか確認する必要があります。
対応していない場合は、不具合が起きる場合がありますので自分の使用しているパソコンに対応したBluetoothアダプタを購入する必要があるでしょう。
Bluetoothアダプタおすすめ5選
サンワサプライ Bluetooth4.0 USBアダプタ(2,200円)
サンワサプライから販売されているこの商品は、バージョン1.2から下位の互換性があり、電波強度もclass1対応なので途切れにくさを重視している方におすすめ!
対応プロファイルも26種類と多く、使えるシーンも豊富にあります。
自宅でもオフィスでも活躍しそうですね!
Creative Bluetooth Audio(4,378円)
対応プロファイルが2つと少ないですが、パソコンだけでなくプレステ4にも接続できるアダプタです。
そして、音量が良いというのが特徴となっています。
Bluetoothアダプタの中では価格は高めですが、接続の安定性は価格相応の高いクオリティで、迫力あるサウンドでゲームをしたい方に特化した商品ではないでしょうか。
サンワサプライ Bluetoothアダプタ(3,210円)
Windows10ならUSBポートに差し込むだけで使用できる商品です。
人差し指に乗るくらいのサイズでパソコンに挿したまま持ち運びができ、シンプルで使いやすいでしょう。
最初の設定に手間取ったという口コミもありますが、日本メーカーでサポートもしっかりしているので安心して使う事ができるのではないでしょうか。
エレコム Bluetooth4.0 USBアダプタclass2(1,469円)
この商品は、重量が約2.0gととにかく小型で、パソコンから飛び出さないのでスッキリみせる事ができる。
さらに26種類ものプロファイルに対応しているので、様々なシーンで使えるのが魅力となっています。
価格はやや高めですが、使い勝手の良さを重視する方におすすめ!
TP-LINK Bluetooth4.0 ナノ USBアダプタ(980円)
100円玉ほどの小型サイズで、パソコンに挿し込んだままでも邪魔にならない商品です。
さらに、Windows8、8.1、10ならドライバーのインストールも必要ありません。
幅広いOSで楽に使えるのは嬉しいですね!
口コミには、遅延や認識しない事もなく快適に使えるという内容も多く、コスパの良いBluetoothアダプタを探している方におすすめ!
Bluetoothアダプタの使い方
- USBアダプタを接続した状態でUSBケーブルを挿入し、ドライバをインストールします。
- マイコンピュータのプロパティから「ハードウェア」タブのデバイスマネージャーを開いて下さい。
- 「USBコントローラ」に「USB Serial Converter」と表示されますので、「プロパティ」を開き、「Advaced」タブの「LoadVCP」にチェックを入れて下さい。
※または「詳細設定」タブの「VCPをロードする」にチェックを入れましょう。 - 一度USBケーブルを抜き、再びUSBケーブルを挿し直し、再度ドライバインストールを行います。
- デバイスマネージャーの「ポート」に「USB Serial Port」が表示されたらCOMポートとして扱えるようになります。
WindowsOSバージョンや、パソコンの状態によって、初回接続時にドライバが自動インストールされている場合があります。
また、他のUSB機器を利用しているタイミングでFTDIドライバがインストール済みとなっている場合もありますよ!