ダイナミックマイクは、ライブやイベントでよく使われる類のマイクで、私たちの目にも馴染みがあるマイクではないでしょうか。
しかし、ただ見ているだけで詳しい内容を知っている方は少ないでしょう。
そこで、今回はダイナミックマイクについて詳しくご紹介していきましょう。
ダイナミックマイクとは?
ダイナミックマイクの構造は、至ってシンプルで、音は空気の振動です。
マイクに向かって音を発すると、空気の振動がマイク内部の振動板を振動させます。
そして、振動板の振動によって電気信号が発せられるという仕組みなっています。
ダイナミックマイクには大きくわけて2種類あります。
その2種類を紹介しますね!
コンデンサーマイクとの違いは?
コンデンサーマイクとは、コンデンサーの原理を利用したマイクで、音の振動を電圧の変化に変換するという仕組みになっており、電極に電気を溜めないといけないので、電源が必要になります。
ダイナミックマイクとコンデンサマイクの一番の違いは
「コンデンサーマイクは電源が必要」
という点になります。
ここで、コンデンサーマイクとダイナミックマイクのおおまかな特徴をご紹介しておきましょう。
私ががコンデンサマイクとダイナミックマイクの違いを紹介していきますね!
ダイナミックマイク…電源不必要・丈夫で比較的湿度に強い・感度が低い・比較的安い
コンデンサーマイク…電源が必要・振動や湿気に特に弱い・感度が高い・比較的高い
となっています。
こう見てみるとダイナミックマイクとコンデンサーマイクは正反対の性質を持っているという感じですね。
おすすめダイナミックマイク5選
ゼンハイザー e935
プロのミュージシャンでも使えるダイナミックマイクを手に入れたい方におすすめの商品で、ライブ環境での使用にも適したスーパーカーオーディオも魅力のポイントです。
低音部分も40ヘルツ~対応しており高音域も伸びのある音を表現してくれますので、クリアな音域が好みの人は選択肢として入れておくのがいいでしょう。
Shure Incorporated SM58SE
世界的にも有名な音響機器メーカーが販売している高性能マイクで、ボーカルの音を拾うのに特化した設計になっており、周囲のノイズを抑えた収音ができます。
ボーカルなどの声を収音する事を目的に作られていますので、低音~中音の音に強いのも特徴。
何十年も人気のあるメーカー商品を手に入れたい方におすすめです。
Ankuka ダイナミックマイク
コストを抑えながらも、周波特性数が42ヘルツ~16.8キロヘルツと広いマイクで、高音も低音もしっかり出てくれるマイクを探している方におすすめです。
家庭用のカラオケに利用している方も多く、エコーもしっかりかかり、音も良いと好評です。
ノイズが少なくメーカーの1年保証付きなのも魅力ではないでしょうか。
Audio Technica AT-X11
80 ヘルツ~14キロヘルツ周波数に対応したボーカル向けのマイクで、スタイリッシュなカラーデザインになっており、転がりを防いでくれるプロテクトリングも搭載。
日本の音響機器メーカーが販売している事もあり、人気も抜群です。
平均的な音質ですが耐久性が高く、安心して利用できるマイクでしょう。
KC CM-2000
商品のレビュー数が300近くもある人気のダイナミックマイクです。
ライブやレコーディングなどの音楽シーンだけではなく、講演会やスピーチでも活用しやすいでしょう。
5mのマイクケーブルも付属していますので、到着後すぐ使用できるのも魅力の一つ。
初めてダイナミックマイクを購入しようと考えている方におすすめです。