パソコンで気軽に高音質が楽しめるPC用スピーカーは、パソコン内蔵スピーカーでは物足りないと感じている方におすすめのアイテムとなっています。
リーズナブルなモデルから高音質なモデルまで様々な製品が販売されています。
そこで、今回はそんなPC用スピーカーについてご紹介したいと思います!
PC用スピーカーの使いみち
PC用スピーカーと一言で言ってもどのような使いみちがあるのか?と思いますよね。
そこで、まずはPC用スピーカーの使いみちをご紹介します!
音楽を楽しむ
スピーカーと聞いてまず思い浮かぶのが音楽を聴くということではないでしょうか。
外部スピーカーを接続する理由は音質の向上で、パソコンに内蔵スピーカーがあってもビープ音などの音を鳴らすことを目的としたレベルのスピーカーなので音楽を聴くことを想定としていないケースも多くあります。
ですので、音楽好きの方であれば、外部スピーカーを利用した方がより良い音質で音楽を楽しむことができるでしょう。
音質を重視したいのであれば、モノラルタイプよりステレオタイプをおすすめします!
動画を楽しむ
次は動画を楽しむということです。
今は沢山の動画配信サービスがありますのでパソコンで動画を楽しむ方が多くなっています。
そんな動画視聴に外部スピーカーをプラスすると、音楽を聴く時と同様に、音質がアップすることがメリットとなります。
動画の場合は、音質だけではなく重低音が再生された方が、より作品を楽しめるのではないでしょうか。
ガンアクション満載の映画や大迫力のスペクタル映画などには重低音があるとないでは大違い!
映画ファンなら重低音を再生できるスピーカーを選びましょう!
会話を楽しむ
最近ではSkypeなどを使ってPC上で会話をすることも多くなっているのではないでしょうか。
会話だけであれば内蔵スピーカーで対応できなくはないですが、場合によっては聞き取りにくいケースもあります。
特に外国人と話をする場合、良く聞き取れるかどうかは大切になってきますよね。
他にも英会話を勉強している方やテレワークをしている方も聞き取るということは重要だと思います。
音質重視の高性能なものは必要ないですが、外部スピーカーにするだけで音質がクリアになるでしょう。
PC用スピーカーの選び方
PC用スピーカーは種類が豊富でいざ購入する際、迷ってしまいますよね。
そこで、ここではPC用スピーカーの選び方をご紹介します!
音質をチェック
音質をチェックする時に参考にしたいのが再生できる音の範囲を表す「再周波数帯域」です。
「ヘルツ」という単位で表され、スピーカーに関しては40ヘルツより低くなければ低音が出やすく、30000ヘルツより高ければ高音がよく出ると言われています。
スピーカーユニットの構成も音質に影響を与える重要な要素で、1基のスピーカーユニットのみで構成された「フルレンジタイプ」と、複数のスピーカーユニットで構成された「マルチウェアタイプ」の2種類があり、フルレンジタイプは一体感のあるクリアな音、マルチウェアタイプは立体感のあるリアルな音を楽しめるという特徴があります。
それぞれ違った特徴を持っているので、用途に合わせたお好みのものを選んで下さいね!
接続方法をチェック
アナログ接続
アナログ接続は、パソコンのイヤホン端子に接続する方法で、ACアダプターなど給電するための外部電源が必要になるというデメリットもありますが、比較的リーズナブルな製品が多く、手軽に入手できる点はメリットになるでしょう。
また、イヤホン端子があればパソコン以外にも接続できる汎用性の高さも魅力となっています。
様々な用途で使用したい方におすすめで、ノイズが発生することもありますがパソコンとの間にUSB-DACなどを接続することによりある程度改善できます。
USB接続
USB接続は、他のパソコン周辺機器と同様に、USBケーブルを用いてPCに接続する方法です。
USB接続のスピーカーはあまり出力が大きくないため大音量での再生にはあまり向いていないというデメリットがありますが、音声信号をデジタルで伝送するので、音質劣化の原因となるノイズの混入を防ぐというメリットもあります。
ケーブル1本で再生と給電ができる製品も多く、配線をすっきりすることが可能となっており、ハイゾレ音源に対応した製品もあるため、高音質で音楽や動画、ゲームを楽しみたい方にはおすすめ!
Bluetooth接続
Bluetooth接続は、無線通信規格のBluetoothを使用した接続方法で、有線接続と比べ音質が劣化しやすいというデメリットはありますが、ワイヤレス接続なので配線に気を使う必要がないというメリットもあります。
スマホや音楽プレーヤーなど、Bluetooth接続に対応した機器であれば使用もできますよ!
コンパクトな物であれば持ち運んで外出先でも使用可能になるでしょう。
おしゃれな製品も豊富に販売されていますので、使い勝手の良さや見た目を重視する方におすすめです!
ch数をチェック
最後はch数になりますが、整数値は全音域のスピーカー数を表し、小数値は低音域のスピーカー「サヴウーファー」の数を表しています。
例えば
2.0ch:パソコンの左右に全音域のスピーカーを2基設置したタイプ。
シンプルで小型な製品が多く、少ないスペースで使用できます。
低価格製品も豊富にラインナップされているので、予算を抑えたい方にはおすすめ!
2.1ch:2.0chタイプにサヴウーファーが1基追加されたタイプです。
低音を強調した迫力のあるサウンドを実現します。
2.0chタイプと比べてスペースは必要になってきますが、コスパに優れた製品も多く、高音質なオーディア環境を構築
できるのが特徴です。
他にも5.1chや7.1ch、9.1chなど様々なch数がありますが、ch数が大きくなるに連れて臨場感のある立体的なサウンドを楽しむことができます!
PC用スピーカーおすすめ5選
サンワサプライ PCスピーカー400₋SP067(1,380円)
400₋SP067の特徴は何と言ってもその小ささです。
幅97㎜、高さ124㎜とサイズはiPhoneよりも小ぶり。
しかし、小さいながらもスピーカーユニットのサイズは2インチで、やや上向きに設計しているので小音量でもしっかり聞き取れるようになっています。
ヘッドホンにも対応しておりボリューム調節もできるので、1人でリラックスした夜でも大丈夫!
映像や音楽を周りを気にすることなく楽しむことができますよ!
クリエイティブ・メディア Creative Pebble(1,980円)
45度の上向き角度で、ダイレクトにリスナーへ力強いサウンドを届けるスピーカーです。
スピーカー背面にはパッシプラジェーター搭載で、重低音。
奥行ある音を見事に再現します。
USB電源でコンセントがいらないのはもちろんのこと、直径11㎝あまりというコンパクトさが省スペースを実現できます。
電源のオンオフは右スピーカーでできるようになっており、音量調節も可能なので、手の届く範囲に置いておけば操作も楽ですね!
サンワサプライ 10Wスピーカー400₋SP027(2,580円)
50㎜の大口径ユニットを採用しながらも、3,000円以下で購入できるリーズナブルな商品です。
低音を増幅させる「バスレス構造」に加え、スピーカーを上向きに設計することで、音が広がりやすくなっています。
スピーカー前面には、入出力に対応したミニステレオジャックとヘッドホンジャックを搭載しているので、スマホの音楽を気軽に再生したり、夜中スピーカーが使えない場面で、ヘッドホンを繋ぐことができます。
前面に電源スイッチ・音量を調節できるダイヤルが付いているので、思い立ったときにすぐ操作することが可能。
使いやすさも魅力となっている商品です!
ロジクール PCスピーカー(1,277円)
Amazonランキング大賞2016年のPCアクセサリ部門で2位を獲得した実績を持つこの商品は、コンパクトなサイズ感で、デスクに並べても邪魔になりません。
他の場所へ持ち運ぶときも軽くて便利!
スピーカーの裏側には余ったコードを収納しておけるスペースがあり、使わない配線をまとめて片付けることができるのでPC周りがすっきりしますよ!
ハーマンインターナショナル JBL Pebbles(6,980円)
JBLは、音質やデザイン性の良さからファンも多く、世界的に有名なスピーカー専門ブランドです。
バスレフポート効果を最大限に引き出す独自のスリップストリーム・ポートを採用することで、コンパクトでありながら、迫力のある低音を再現してくれます。
また、USB-DACを搭載しており、パソコン内部からの悪影響を軽減し、音のポテンシャルを引き出すことができます。
スピーカーユニットは、筐体いっぱいの50㎜径フルレンジドライバーを搭載。
可愛らしいコンパクトな形はインテリアにもぴったりです!