WiMAXの最新機種であるWX05とW06の2機種を比較して、いま契約するならどちらの端末がオススメかを検証していきます。
発売当初からiPhoneとの接続でiPhoneスリープ時にWifi接続が切れてしまう問題を抱えていたW06ですが、3月7日のアップデートで修正されました。アップデートするとiPhoneがスリープにはいってもWifi接続が切れなくなりました。
では早速WiMAX WX05とW06の機種比較をしていきましょう。
目次
いまW06とWX05で選ぶならWX05をオススメします。
WX05もW06じつは機能面も、速度面もほとんどの部分で両機種ともに大差ありません。
選ぶべきはWX05です。その理由は2つあります。1つめはハイパワーなので、多少電波が悪い場所でも速度の低下がそれほど感じられません。一方のW06は電波感度の悪いところでは明らかに速度が落ちます。
2つめはバッテリーが長持ちするからです。WX05はノーマルモード利用時で11.5時間利用できます。しかし、W06は9時間です。2時間半も違います。電源切れを避けるためにも、長時間利用できるWX05をオススメします。
この2つの理由からWX05をオススメしています。もし、どうしても最高速度が速い機種にこだわるのなら、W06を契約するといいでしょう。
WX05とW06のバッテリーと通信可能時間を比較
モバイルルーターを契約する人は、ほとんど毎日のように端末を持ち歩いて使うことを想定しているはずです。
気をつけたいのが、各機種のバッテリーの持ちです。外出時して利用するならバッテリーが1時間でも2時間でも長く持ってくれたほうがよいでしょう。
では、2機種のバッテリー容量を比較してみます。
W06 | WX05 | |
ハイパワー | 5.8時間(4?4MIMO ON) | 8.1時間 |
ノーマル | 9時間 | 11.5時間 |
エコ | 10時間 | 13.3時間 |
バッテリー交換 | できない | できる |
WX05とW06の通信速度を比較
モード | W06 | WX05 |
ハイスピード | 下り最大558Mbps 上り最大30Mbps |
下り最大440Mbps 上り最大30Mbps |
ハイスピードプラスエリア | 下り最大1,237Mbps 上り最大30Mbps |
下り最大440Mbps 上り最大30Mbps |
W06のファーウェイ社製のルーターのほうが速度が速いです。この理由は、ファーウェイ社製のルーターが4?4MIMOとキャリアアグリゲーションに加えて256QAM変調方式をさいようしているからです。NEC製のWX05は4?4MIMOとキャリアアグリゲーションのみの対応なのでやや最大速度は遅くなります
クレードルの有無
パソコンでの利用や、ゲーム機との接続は、WiFiよりも安定するLANケーブルでの接続が良いです。
WiMAXでLANケーブルを利用するならクレードルが必要です。
W06にはクレードルがありません。なので、LANケーブルでの接続はできません。もし、LANケーブルでの接続をするという方は、WX05一択となります。
クレードルは別売りで有料となります。ただクレードルを利用するとアップロード速度が上がるので、アップロード速度も重視したいならクレードルを購入した方が良いでしょう。
WX05とW06のスペックを比較
最後に、スペックを比較してみました。
画像 | ||
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機種名 | W06 | WX05 |
製造元 | HUAWEI | NECプラットフォームズ |
ネットワーク | WiMAX2+, au 4G LTE | WiMAX2+, au 4G LTE |
速度 | 下り最大558Mbps | 下り最大440mbps |
速度(lte) | 下り最大1.2Gbps | 下り最大440mbps |
重さ | 125g | 128g |
外寸 | h128×W64×D11.9mm | h111×W62×D13.3mm |
カード規格 | Nano IC | Nano IC |
使用時間 | 9 | 11.5 |
Wi-Fi規格 | IEEE802.11ac/n/a(5GHz) ,11n/g/b(2.4GHz) | IEEE802.11ac/n/a(5GHz) ,11n/g/b(2.4GHz) |
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置くだけWi-Fiなので、工事不要です。ホームルーターはコンセントから直接電力を供給するので、屋内にWi-Fi電波を強力に飛ばせて、速度も速いです。